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貿易コンサルティング

ウガンダで南スーダン税関職員に対して技術指導を行いました(関税評価教官養成フォローアップ研修)

弊社が請け負っております「南スーダン国 国際基準に則した税関機能強化プロジェクト」の一環として、関税評価分野の教官養成の机上での最終研修となるフォローアップ研修を、ウガンダの首都カンパラで、南スーダン税関の教官候補職員を対象に行いました。

猛暑の日本を離れ、最高気温が26~28度のカンパラに、1月に続き、再度、行ってまいりました。少し肌寒いくらいの夕辺は、持参した冬用のジャージを着て、アフリカの爽やかな風を浴び、夕焼けを楽しむことができました。

さて、南スーダン全域が渡航禁止となり、この研修もウガンダでの開催となりました。前回までの成績で選抜された南スーダンの関税評価教官候補は、すでに「候補」の取れた教官の風格を持ち、課税価格の計算では、皆、実質満点、講義演習では質疑応答も「さま」になっています。

事前に、「講義する教官以外は、何も知らない研修生役でよろしく!」と言っておいたにも関わらず、やたら詳しい研修生(?)ばかりで、質疑応答で熾烈(しれつ)な応酬があったほかは、順調にスケジュール通り研修を終えることができ、胸をなでおろしています。

次回は、これら教官候補による本番の講義が始まります。プロジェクトの一端を担う者として、期待と不安の入り混じる、祈るような心境です。(K.K.)

 

(写真:ウガンダ歳入庁研修センター前の集合写真、前列中央の高官とその右隣り、左から4番目の黒ジャケットは、ウガンダ税関当局の関係者)

(当社社員:前列中央から左隣りの上下紺スーツ・ネクタイ着用)